旧碓氷峠から旧中仙道を経て横川へ(40代からの山岳サイクリング〔MTBサイクリング〕)

旧碓氷峠までの道は、旧軽井沢のメインストリートを抜けて、舗装の山道を登ります。
朝の軽井沢の町は静かな佇まいが魅力的ですが、山道に入ると舗装ではありますが結構急な坂が暫く続きます。
熊野神社から先は未舗装路になりますが、良く踏みしめられた道が続きます。所々で火山灰質で滑りやすい箇所や、道が深くえぐられて走りにくい箇所等がありますが、概ね走りやすい道が続きます。
国道18号への出口が近くなると、大きな石などがごろごろして走りにくくなりますが、そうした距離もほんの僅かです。
軽井沢駅→（1時間強、乗車可能率100%）→旧碓氷峠→（2時間程度、90%程度）→国道18号旧道→（30分程度、100%）→横川駅
（時間と乗車可能率とは40代後半である私の場合です。）

軽井沢の駅からメインストリートを自転車(MTB)で北へ向かい、商店街を抜けて、旧軽井沢のメインストリートも抜け、別荘地帯も抜けて、道は次第に山道に入ります。

とは言っても、熊野神社まで舗装された道が続きます。快適な舗装路で、時々車が通ります。まるで自転車(MTB)で五日市付近を走っているような感覚です。

熊野神社手前に見晴台があります。遠く瑞垣山など秩父の山々も見晴らすことが出来る眺めの良さです。熊野神社へ向かう道の直ぐ手前を右に入りますが、直ぐに行かれますので行かれると良いと思います。この見晴台にはトイレがあります。

右は正しい分岐点の写真ですが、この手前に熊野神社を過ぎて直ぐにも分岐（右旧中仙道、左霧積）があります。下の写真がこの誤った分岐ですが、この分岐点にある標識に従って右に行くと1km弱程自転車(MTB)で走った地点で行き止まりになってしまいます。

旧碓氷峠から旧中仙道への誤った分岐(40代からの山岳サイクリング〔MTBサイクリング〕コース紹介) 正しい分岐点は、左のこの誤った分岐よりも更に霧積方向に進んでしっかりとした林道を暫く走った後に現れます。

昭文社の「山と高原地図」シリーズの「浅間山」では、正しいルートは実線（登山道（一般路））で書かれていますが、誤ったルートは破線（登山道（難路））で書かれています。

私は地図を確認することなく標識をそのまま信用して走ってしまったために間違えてしまいました。

旧中仙道に入ってからは、しっかりと踏みしめられた道が続きます。さすがに昔から大勢の人達が通った街道です。

とは言っても、道を進むに従って木々も茂ってきて、この街道特有の霧なども発生することが多いようです。地元の人に聞きますと、碓氷峠は霧が多く出るようです。こうした道を自転車(MTB)で走りながら、昔の人は歩いてこの峠道を越えたのだと思うと、昔の旅の大変さが偲ばれます。

道に沿って、昔のこの街道の様子が書かれた案内の立て札がいくつも立てられています。そうした立て札を読みながら、昔の街道の様子や旅の姿などを想像しつつ自転車(MTB)で走るのも楽しいと思います。

旧碓氷峠から旧中仙道を経て横川へ