霧降高原

• 日光男体山の東北に聳える女峰山の東側、日光東照宮からは北側に広がる高原地帯、丸山、小丸山の斜面一帯を霧降高原と呼ぶようです。
• 東武またはJR日光駅からはバスで30分程度で霧降高原のリフト下まで行くことが出来ます。
• リフト脇に登山道が上まで通じていますので、自転車(MTB)を担いで上がることが出来ます。勿論、下りは乗車可能です。
• 自転車(MTB)で楽しむ場合には、丸山、小丸山とその東の大山とをセットで楽しむのが良いと思います。

霧降高原リフト脇の登山道
(2003年7月6日)

東武日光駅から霧降高原までの道は、ニッコウキスゲの咲くシーズン中は車の渋滞となります。

そうした渋滞を横目で見ながら自転車(MTB)で走るのを楽しいと思うか、そう思わないかはその人の好みの問題です。

私は車が沢山走る道を自転車で走るのは好きではありません。したがってバスで輪行をしてしまいます。

登山道はバスの終点である駐車場の奥からトンネルを潜ってリフト乗り場に行く途中にあります。迷うことはまずありません。

ニッコウキスゲの咲く霧降高原
(2003年7月6日)

リフト脇の、湿り気の多い滑りやすい道を1時間程自転車(MTB)を担いで登るとニッコウキスゲの咲く地帯に出ます。

シーズン中はリフトに乗ろうと並ぶ人達でごった返していますが、登山道を登る人は少なめなのでわりあいに静かな歩きを楽しむことが出来ます。

霧降高原のリフトに並ぶ登山者
(2003年7月6日)

霧降高原道路
(2003年7月6日)

霧降高原はその名の通り“霧が降る”高原です。

シーズンを通して綺麗に晴れ渡ることは少ないようです。

私が訪れた時は、常にこうした霧が出ていました。ニッコウキスゲの原も、霧が晴れた一瞬に一面のニッコウキスゲが見えるのが感動的なのです。

地図

地形図(国土地理院)：日光(1/50,000)

山と高原地図(昭文社)：日光