加波山・燕山から雨引山・岩瀬駅へ

• 筑波山の北に連なる加波山・燕山（つばくろやま）から雨引山を経由して岩瀬駅まで自転車(MTB)で走ります。
• 都心から近い割には奥多摩や武蔵の山々などに比べると圧倒的に人が少なく、自転車(MTB)での静かな低山サイクリングが楽しめます。
• 季節は夏を外した季節がお勧めです。特に冬の陽だまりサイクリングにはピッタリです。
• JR水戸線の岩瀬駅からの周回コースが取れますが、常磐線を利用される方には土浦から出るバスを利用することも出来ます。車を利用する場合には岩瀬駅南側の駐車場、または加波山中腹にある花の入公園が便利です。
• 岩瀬駅（標高51ｍ）→（30分弱、乗車可能率100％）→花の入公園（100ｍ）→（約1時間半、99％）→加波山神社拝殿（680ｍ）→（約30分、90％）→燕山（701ｍ）→（約1時間半、90％）→雨引山（409ｍ）→（30分弱、60％）→御嶽山（230ｍ）→（30分弱、10％）→御嶽山登山口（60ｍ）→（約15分、100％）→岩瀬駅
• 加波山山頂へは、加波山神社拝殿付近に自転車(MTB)を置いて空身で往復します。

花の入公園から加波山山頂目指して自転車(MTB)で林道を登る
(2004年1月25日)

花の入公園は加波山中腹にあって「芝生の広場」「アスレチック」「石の動物」「遊歩道」などが作られ、昭和６０年に開催されたつくば科学万博のタイパビリオンが移築されています。

林道は始めのうちは舗装されていますが、途中から未舗装の林道に入ります。

未舗装の林道に入る入口の目印は、舗装道路の左側に設置された林道の案内図です。そこから右に未舗装林道に入っていきます。

道の大部分は視界のない林の中の林道ですが、右の写真のように大きく西側が開けて見渡せる、景色の良い箇所もあります。

加波山神社拝殿まで自転車(MTB)で行く
(2004年1月25日)

加波山神社拝殿までは殆ど自転車(MTB)乗車可能な林道を走ります。

本殿のある山頂へは、この写真の右に写っている石段を登って10分ほどですが、かなり急な道で登りも下りも乗車可能率0％ですから自転車(MTB)を持って行く意味は全くありません。

燕山（つばくろやま）山頂
(2004年1月25日)

冬で葉が落ちた状態でもそれ程の眺めはありません。

燕山から自転車(MTB)で下る
(2004年1月25日)

燕山からの下りはかなり倒木の多い山道です。

この部分は余り歩く人がいないのか、かなり走りにくい（歩きにくい）道ですが、それも燕山からの下りのほんの一部分です。

開けた伐採地を自転車(MTB)で行く
(2004年1月25日)

燕山からの倒木の多い下り坂を下ると、開けた伐採地に出ます。

西側の眺めが素晴らしく開けていますが、直ぐに再び林の中の道になります。

燕山から雨引山へと自転車(MTB)で走る
(2004年1月25日)

燕山から雨引山へは、この写真のように葉が落ちた広葉樹林の中の道を走ります。

このコースでは特に尾根筋に登ってからは明るい広葉樹林の道になりますので、特に葉が落ちた晩秋から早春の季節がお勧めだと思います。

燕山から雨引山へは所々急な登りや階段も現れますが、それもハイキングと考えれば快適です。

概ね楽しい自転車(MTB)でのサイクリングが楽しめます。

雨引山から眺める燕山
(2004年1月25日)

雨引山山頂には眺めの素晴らしい展望台（と言うよりもベンチとテーブル）があります。

展望を楽しみながら昼食を食べるのには最高ですので、ここで昼食タイムにするのが良いと思います。

今日走ってきた燕山や、更に南には筑波山も望めます。

ここから更に北へ御嶽山へ向けて走ります。

御嶽山登山口から岩瀬駅へ自転車(MTB)で走る
(2004年1月25日)

雨引山からは階段のある急な山道の下りの後、走りやすい山道があったと思うと再び階段が現れたりと、乗車可能率は低くなります。

それでも御嶽山からはＪＲ水戸線を挟んで富谷山や高峯などが眺められ、一見の価値はあります。

御嶽山から御嶽山登山口までの下りはほぼ階段道で乗車可能率は0％に近いですが、登山口から岩瀬駅までは長閑な里の風景の中の道となります。

地図と参考書

地形図(国土地理院)：真壁(1/50,000)

コース図