国見山

• JR水戸線の北、茨城県と栃木県との県境近くにある標高391ｍの山です。
• 地形図には破線で示された登山道が何本かあるのですが、自転車(MTB)を押して行ってみると殆ど消えてしまっています。
• 尾根伝いにかすかに踏み跡が残っている部分があるという程度です。それもかなりの部分で藪となって消えてしまっています。
• ヤブ山が好きな人でないと楽しめないかもしれません。
• 代わりに真端から山頂をぐるっと反時計回りに回り込むように山頂の南側まで、地形図にはない林道が通っていますので、自転車(MTB)を利用しての登りではこの林道を利用するのが良いのではないかと思います。
• 下記は、この林道を使わずに笠間側の清水川から登山道を探しながら登って真端に降り、更に国見山の東の尾根を越えて清水川に戻る場合のコース記録です。
• JR笠間駅→(30分程、乗車率100%)→清水川→(1時間弱、乗車率10%)→標高220ｍの砕石場上部→(1時間程、乗車率0%)→山頂直下林道作業小屋→(30分程、乗車率0%)→国見山山頂→(20分程、乗車率100%)→林道入り口→(20分程、乗車率100%)→真端→(1時間程、乗車率50%)→国見山の東の尾根→(1時間程、乗車率90%)→林道の峠→(30分程、乗車率100%)→清水川
  (時間と乗車率とは50代前半の私の場合の数値です。)

清水川から見た国見山遠景
(2005年2月27日)

閉鎖されたゴルフ練習場のネットが写真の右側に見えます。

このゴルフ練習場建設の工事のために地形図にある登山道はずたずたになってしまったようです。

砕石場が写真左側に見えますが、砕石場に向かうように林道状の道が続いていますが、その道も行き止まりになり藪の斜面を直登するように登ります。

30分程登ると砕石場の東の肩に出ます。

国見山の南の尾根を自転車(MTB)を押して登る
(2005年2月27日)

砕石場の肩から尾根上を探すと、尾根に沿って踏み跡らしい空間が残っています。

所々消えてしまっている踏み跡を探しながら、藪をかき分け、倒木を乗り越えながら登ります。

1時間ほどほぼ尾根伝いに自転車(MTB)を担いで藪をこぐと、山頂への鞍部に林道作業小屋が現れ、林道に出ます。

林道から国見山山頂へ自転車(MTB)を担ぐ
(2005年2月27日)

登山道入り口は作業小屋から林道を少し下ったところにあります。赤いテープが目印にあります。

かなり急斜面ですので、自転車(MTB)を担いで慎重に登ります。

林道から30分弱の、再び藪漕ぎです。

国見山山頂から仏頂山方向を望む
(2005年2月27日)

国見山山頂は藪や木で視界は殆どありません。

三角点もしっかりと探さないとなかなか分かりません。

眺めがそれほどでもないので、休憩もそこそこに北側の尾根へと下ります。

国見山の北の尾根を自転車(MTB)で下る。
(2005年2月27日)

山頂から北西方向へと尾根を下ります。

当日は雪があったせいか、草や切り株が隠れて自転車(MTB)でも程よく乗車して下れる状態です。

斜度も路面状態も、適度にテクニックを必要とする快適なくだりで、20分ほども楽しむと林道に出ます。

(2005年2月27日)

雪の斜面下りを楽しむと、真端から続く林道の入り口に出ます。

ここからはいったん真端に出た後、再び国見山の東の尾根を越えるべく林道を進むことになります。

時間がない場合には舗装路を通って笠間に戻っても良いと思います。

地図と参考書

地形図(国土地理院)：真岡(1/50,000)