河口湖駅にて出発準備河口湖駅着8時12分の富士急行電鉄で河口湖駅に到着。富士急行線ではSuicaが使えないということなので、大月駅での乗り換え時間が少ない場合には、JRに乗る際には連絡切符を購入することを富士急では勧めています。ただし、万が一買い忘れた場合には、大月駅での乗り換え時には一旦切符なしで富士急に乗車してから車内精算も出来るようです。それでも、事前に購入をしておいたほうが無難です。
河口湖駅前は明るいロータリーとなっていて、休日の朝にはハイカーの人達で溢れています。
河口湖畔を走る河口湖駅前から出発をして、すぐに河口湖畔の道となりますが、富士山が河口湖に映ってとても美しい光景です。
河口湖畔の観光旅館の並ぶ道を抜けて街に入ると、バイパス道路が2010年の年末に出来てからは、ここはもう旧道の世界となってしまいました。やがて浅間神社の交差点を右折して林道へと進みます
ダートの林道を走る通りからそれて小さな川の流れに沿うように左折すると急坂が始まります。ほどなくして母の白滝へと向かう分岐が現れると、そこからはダートの林道となります。
ダートなので走りにくいものの、道の傾斜はそれ程でもなく、ゆったりと1時間半ほど走ると西川新倉林道と交わるゲートが現れ、そのすぐそばに木無山への登山道入口があります。
登山道の登り登山道に入るとフワフワとした柔らかな土の路面が続く道となり、傾斜が急なこともあってところどころで自転車を担ぐようになります。赤土状の土と石ころとの道は、梅雨の季節にはきっと歩きにくい道となるだろう等と同行者と話しながら登りました。
ほとんど直登と言っても良いこのコースは、結構担ぎ甲斐がありますが、やがて笹の生えた平らな道が現れると、もう山頂が近くなります。
山頂とは言っても、広い山頂はまるで広場のよう。山と高原地図には周辺に「お花畑」と書かれているのですが、4月末のこの季節では笹が一面に生えているだけの広場です。少し東に下った地点にある展望地では、三ツ峠山頂や富士山の素晴らしい眺望が楽しめます。
空身での三ツ峠往復展望地からは三ツ峠山頂や、有名なロッククライミングのゲレンデが望まれます。
自転車(MTB)を笹の中に置き、空身で三ツ峠山頂までを往復すると良いでしょう。山頂からは富士山や富士吉田市、河口湖町などの眺めが素晴らしい。富士山の裾野、左側に広がる薄い茶色の広がりはおそらく北富士演習場でしょうか。
木無山からの下り木無山からの下り、始めのうちはガレ場などがあるものの、路面が乾燥している季節であればほぼ100%乗車して下ることが出来ます。テクニカルな下りは、とても楽しい下りとなるでしょう。
この尾根、府戸尾根、は南斜面のためか暗いところもなく、ところどころに現れる路幅の狭い痩せ尾根も危険というほどではなく楽しめます。霜山や新倉山は気付かずに通過してしまうのではないでしょうか。
西川新倉林道から湖畔に向けて下るやがて尾根道は西川新倉林道を横切ります。
そのまま天上山方面に進んでも良いですが、ロープウェイ駅から先は階段の続くハイキング道となってしまいます。林道を少し登った地点から湖畔に下る登山道がありますので、そちらの道を下るのが良いでしょう。始めのうちこそ階段があるものの、ほとんど乗車可能の快適な道となります。
林道からは30分弱の山道を楽しむと湖畔に出ますので、後は出発をした河口湖駅へと舗装路を走って戻ることとなります。
