自転車（MTB）でザリクボから景信山

• ザリクボから景信山までの標高差が約410mのコースです。
• このコースは高尾山から陣馬山への縦走路にある景信山へ登るための登山路と考えても良いですし、また、縦走路から下山する際の下山路として考 えても良く、登山路・下山路のどちらと考えても楽しいコースです。
• 人気のある景信山への登山路として歩く人が比較的少なく、静かな山歩きが好きな人向けの道ですが、途中で小仏バス停方向から登ってくるコース と合流してからは歩く人が多くなります。
• 小 下沢梅林→(乗車可能率100%、20分)→旧キャンプ場(ザリクボ入り口)→(10%、40分弱)→つづら折れから広い尾根道へと移る地点→(10%、 30分弱)→景信山山頂→(ほぼ100%、20分)→広い尾根道からつづら折れへと移る地点→(40%、30分弱)→ザリクボ入り口→(100%、10分 程)→小下沢梅林
  （所要時間には昼食を除く休憩時間を含み、乗車可能率は50代半ばの私の場合です。）

木下沢林道
(2009年11月8日)

小下沢の梅林から始まる木下沢林道は、小さな小川の流れに沿った静かな林道です。東京都の森林管理局が管理するこの林道は、東京都からは木下沢林道 と名付けられています。国からは小下沢国有林と名付けられていますので、どちらの字も使われているようです。

小川に沿った林道のせいか、いつもマイナス・イオンに満たされているような清々しさを感じます。

ダートではあっても、緩やかな登りとなっているこの林道は、ゆっくりと自然を感じながらペダルを漕ぐのが良いでしょう。

旧キャンプ場広場
(2010年1月31日)

八王子市営のキャンプ場があったという広場は陽当たりも良く明るい広場です。

小川が流れ、その小川にかけられた小橋を渡った辺りがザリクボと呼ばれているようです。

ザ リクボ入り口
(2010年1月31日)

清らかな小川を渡って直ぐの山道にはしめ縄が張られ、この山域が山岳信仰の山であることを思い起こさせてくれます。

暫くは沢沿いの道が続きますが、東に向いたこの沢では朝の時間帯には朝陽も差して、沢特有の暗い感じはありません。

沢 沿いの道
(2010年1月31日)

暫くの間、15分ほどは沢に沿った山道が続きます。

岩や石コロだらけの道ですが、比較的歩きやすく、下りではかなり乗車可能です。

つ づら折れの道
(2010年1月31日)

山腹に付けられたつづら折れの道は歩きにくくはないものの、幅は狭く、砂利道です。危険な箇所は全くないですが、下りでの乗車可能率は僕の場合で 50%程度 です。

暫く急な山腹の道が続いた後、比較的幅の広いほぼ水平に近い道が現れると、Uターン状に折り返して幅広い尾根道へと入る地点に出ます。ここには標識 も置かれ、一休みをするのには最適です。

つ づら折れから直登に近い尾根道へ
(2010年1月31日)

幅の広い尾根道を、ほぼ直登するような形で登ります。

乾いた道は歩きやすく、下りでもほとんど乗車可能で、慎重な僕でも8割以上は乗車して下ります。

景信山山頂直下の階段では乗車せずに歩きます。明るい尾根道を30分弱歩いて山頂に出ます。

景 信山山頂
(2010年1月31日)

景信山は関東平野を望む見晴らしの素晴らしい山で、空気が澄んでいる時ならば筑波山や横浜、房総半島までも望むことができます。

茶店もあり、いつ訪れても老若男女のハイカーで賑わっています。